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ホーム > 当院のご紹介 > 部門紹介(診療技術部):放射線科

薬剤科

ご挨拶

「高品質の画像情報で健康向上に寄与」

近年の放射線医学、特に画像診断の発展は目覚しく、今や検査や治療において無くてはならないものになってきています。当科におきましてもMRIや、CTなどに代表される画像診断装置の高性能化による高度先進医療を推進するために、最新の機器を導入しております。

放射線科は常時検査が出来る体制を整え、質の高い画像情報を提供することで地域の健康向上に寄与することを目的としています。

また、平成20年11月の電子カルテ稼働に合わせ、医用画像の電子化を推進し、さらに読影システムの導入と画像サーバ(PACS)の更新を行いました。このことにより、より安全で素早い医用情報提供が可能となりました。

放射線科 科長 横井悟

放射線科 科長 横井悟

業務内容

主に1.CT検査 2.MRI検査 3.RI検査 4.一般撮影 5.X線透視検査 6.血管撮影 を行っています。

また常に安全かつ正確に検査や撮影を行えるよう、使用機器の保守管理も行っています。

放射線科では、主治医の依頼に基づいて種々の画像診断装置を駆使し質の高い画像を作成しています。画像作成後、主治医に電子カルテを通じてリアルタイムに提供しています。当院では院内の画像情報等はデジタル情報 としてサーバに保存しているため、フィルムレス運用を行っています。

また2台の3Dワークステーションを駆使し心臓などの三次元 画像診断も行っています。放射線科では、周辺地域の医院・病院からCT・MRI・RIなどの検査依頼予約も受けています。また放射線科では他の診療科と協力し、カテーテル等を用いた治療を積極的に行っています。

スタッフ紹介

集合写真放射線科1放射線科2

放射線科は診療放射線技師13名、看護師1名(看護部所属)受付1名で構成されています。

個性溢れるメンバーですが皆、検査の意味や目的を常に考え、信頼性の高い画像情報を各科に提供できるように日々研鑚しています。

放射線科 杉本詩歩

診療放射線技師として当院で勤務し今年で3年が経ちました。

私は現在血管撮影室担当として主にカテーテル検査に従事しておりますが、医師や看護師等他の職種のスタッフとの関わり合いが多く、チームワークが重要であると日々痛感しています。また、正確な画像を迅速に提供するのはもちろんのこと、患者さんを撮影するにあたり必要最少限の放射線量で検査が行えるよう被曝低減に取り組んでいます。これからも患者さんが安心して検査を受けられる環境づくりに励んでいきたいです。

放射線科 杉本詩歩

放射線科 佐藤 徹

入職してもうすぐ一年が経ちます。私は主にレントゲン撮影やCT撮影を行なっていますが、最近ではCTで撮影した画像の解析もできるようになりました。

当院では放射線技師が携わる検査が多く、これからも努力が必要であると感じています。さらに知識の幅を広げられるよう、勉強会に積極的に参加しています。 まだまだ経験が足りませんが、熱心に指導してくださる先輩や共に業務に臨む同僚と、充実した日々を送っています。

放射線科 楠本敏士

放射線科 久野 敬矢

職場の雰囲気が良く、先輩や同僚に恵まれ充実した毎日を送っています。

今では一般撮影、CT、MRI、血管撮影といった検査を行えるようになりました。放射線科では、技師全体がレベルアップできるよう知識・技術向上に力を注ぎ仕事に取り組んでいるので、とてもやりがいがあります。

放射線科 久野 敬矢

放射線科 佐々木 勇

診療放射線技師はレントゲンを撮影するだけでなく、CTやMRI、核医学検査、放射線治療といった専門的な知識や検査技術を身につけていかなければなりません。

また、臨床の現場においては意見を求められることもあり、基本的な医学の知識も必要となります。

学ぶべきことが多く毎日が勉強で、より知識を深めるために学会や研究会等にも参加しています。また職場の環境も良く先輩や同僚方にも恵まれ、医療に携わる者としてより成長できる環境だと感じています。

放射線科 佐々木 勇

私たちはこんな検査を行っています

私たち放射線科では、患者さんの病気の早期発見と適切な治療のため、CTやMRIなどの検査機器を導入し、より精度の高い検査を行っています。でも「CTやMRIってよく聞くけど、どんなもの?」という方も多いのではないでしょうか?

そこで、私たちが行っている主な検査や使用機器について、分かりやすくご紹介させていただきます。

  1. CT検査

    CT(Computed Tomography)検査とは、体の回りにX線を回転しながら照射して体を輪切りにし、画像化して観察を行う検査です。

    当院では平成19年末より東芝社製64列マルチスライスCT(以下マルチスライスCT)を導入し、従来のCTでは行うことが不可能であった、心臓に栄養を与える血管である冠動脈の検査を3Dで行うことが可能になりました。

    CT検査

    これにより冠動脈がコレステロールなどにより詰まったり、細くなったりすることにより引き起こされる可能性がある心筋梗塞を早期発見することが可能です。冠動脈の検査は以前までは入院を必要とし、手首や太ももなどの血管からカテーテルという細長い管を挿入する心臓カテーテル検査などが多く用いられていましたが、マルチスライスCTでは、外来より予約を行い、当日来院していただき、点滴から血管を見えやすくする造影剤という薬剤を注入して撮影を行うため、カテーテル検査に比べ体の負担が少なく、日帰りで検査を行うことが可能となりました。検査の結果、冠動脈に治療が必要となった場合、別途、心臓カテーテルにより治療を行う場合があります。

    その他にも、画質・検査スピードの向上により、肺や、肝臓、腎臓などの臓器の検査もより短時間で高精細に行えるようになりました。また3Dを作成しての動脈瘤の検索や頚動脈狭窄の程度の測定なども多く行われ、数多くの疾病に精密検査として大いに活用されています。

  2. MRI検査

    MRIとは磁石と電波により、体のあらゆる断面や血管を撮像できる検査です。当院では主に頭部の検査を行っており、脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤等の疾患に有用です。頭部以外でも椎間板ヘルニア・脊椎圧迫骨折等の脊椎疾患、肝臓腫瘍等の腹部疾患、半月板損傷・腱板断裂といった四肢の疾患、子宮筋腫等の婦人科疾患にも有用です。造影検査も行っており、腫瘍や血管を見やすくすることが出来るので診断精度の向上が期待できます。

    MRI検査

    MRI検査に際しての注意点

    • 通常20分程度の検査時間ですが検査の内容により1時間程度かかってしまう場合があります。
    • 検査中は工事現場のような大きな音がしますが、撮像のために装置から発生するものですので心配はいりません。
    • 狭いトンネルに入るので圧迫感がありますが、辛い場合は出来るだけ楽な形で検査を行います。
    • もし検査中に異常を感じたらお手持ちのブザーを鳴らすか声をおかけください。
    • MRIの検査には制限があり、心臓ペースメーカー・人工内耳・深部脳刺激装置等の電子機器が体内にある場合は機器及び関連する臓器に障害が発生する場合があるので検査は受けられません。
    • その他の金属が体内に有る場合、そして妊娠中の方も検査を受けられない場合があります。
    • MRIは検査中に動いてしまうと検査時間の延長や画像のブレによる診断精度の低下が考えられます。できるだけ動かないようにご協力をお願いいたします。
  3. RI検査

    RI検査とは、自ら放射線を出す「放射性医薬品」を体内に入れ、特定の臓器に集まった状態をガンマカメラという専用のカメラで撮影して、写真ができる検査です。RI検査は他の検査とは異なり、体の外からでは分かりにくい臓器の機能や病気の状態を検査することができます。

    RI検査

    当院の主なRI検査

    • 脳血流検査
      脳の血液の流れを観察する検査です。静脈へ薬(放射性医薬品)を注射すると、血流に乗って脳内に集まっていきますので、その状態をカメラで撮影します。脳内のどの部分の血流が悪いかが分かります。検査は30分~50分ほどかかります。
    • 心筋血流検査
      心臓の筋肉(心筋)に集まる薬(放射性医薬品)を注射して、心臓の血流状態を観察する検査です。心筋血流が必要に応じて増えるかどうかを調べるため、自転車をこぐ運動をして心臓に負荷をかけて検査を行います。運動することが難しい方には心臓に作用する薬を使って負荷をかけて検査を行います。
    その他、RI検査には肺血流を見る検査や甲状腺を見る検査、腫瘍を調べる検査などがありますので、具体的な検査の意義や目的などについては主治医にご相談ください。

    RI検査に際しての注意点

    • 撮影中はじっとしていてください。動いてしまいますと画像がうまく撮れずに診断が難しくなります。
    • 薬から出る放射線は、時間とともに減っていき体外に排出されますので、悪影響を及ぼすことはありません。
  4. 一般撮影 (X線写真)

    X線写真とは、人体に必要最低限のX線を当て、透過した部分を影絵としてとらえます。透過しづらい部分は骨などになります。現在ではデジタル(CR化)が進み、撮影したものをすぐに写真にすることができ、検査時間の短縮になっています。

    一般撮影 (X線写真)

    • 胸部撮影
      肺癌、肺炎、結核、胸水、気胸、心肥大をはじめとし、非常に多くの胸部病変の診断に利用されます。このため現在でも健康診断で撮影されている胸部Ⅹ線写真は重要な検査であるとされています。
    • 四肢撮影
      X線写真は骨折・骨病変の診断にもっとも有効な検査方法のひとつです。特に頭部・椎体や四肢の骨折で有用性が高く、現在では撮影した写真を後処理することより、診断したい条件に自由に設定できます。
  5. X線透視検査

    X線透視検査は別名「X線TV検査」とも呼ばれ、人体の透視画像をテレビモニター上に映し出すことができ、多くの用途に使用されます。

    多くの方が、バリウムの胃や大腸の検査を思い浮かべるかもしれませんが、当院では背髄造影(ミエログラフィー)という検査が主に行われています。この検査で分かる病気は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎分離・すべり症等があります。

    その他、整形外科で骨折した骨を元の位置に戻すために、X線TVを使って映像を見ながら整復を行うこともあります。

    X線透視検査
  6. 血管撮影検査

    手首・肘・足の付け根などの動脈からカテーテルというとても細い管を入れ、目的の部位の血管までその管を進め、造影剤を注入して、血管の走行や状態を見る検査です。

    近年では、カテーテルを用いた治療(Interventional Radiology:IVR)などが盛んに行われています。

    当院の主な血管撮影検査

    主に頭部・心臓・下肢に対して、この検査を行っております。 また当院では、脳血管内手術・経皮的冠動脈インターベンション・血管形成術にも対応しています。
    血管撮影検査

業務実績

平成22年度
  • 一般撮影
    外来 11,293件 入院 3,274件 ドック・検診 107件
  • CT撮影
    外来 5,534件 入院 2,118件 ドック・検診 51件 冠動脈 705件
  • MRI撮影
    外来 7,948件 入院 671件 ドック・検診 92件
  • 血管撮影
    脳血管撮影 209件 血管内治療 145件 心臓カテーテル検査 635件(内PCI 301件) PTA 13件
  • 核医学検査
    脳血流シンチ 245件 心筋シンチ 299件 その他 48件